こんにちは、株式会社みんなシステムズのMarinaです。
未経験からエンジニア転職を目指して学習をしている方、これからエンジニア転職活動を行う方の転職時の悩みを解決していけるようなイベントを開催させていただきました!
目次
イベント概要について
現在、事業開発部のトップエンジニアとして活躍する浅井が、未経験から弊社に入社してからの経験に基づく、今だから伝えられる、 未経験エンジニアからこれまでの道のりや現在に行き着くまでに気付いたエンジニアになるための大事なことをインタビュー形式で伺いました。
ありがたいことに弊社スクールの受講生や、プログラミング学習中の方など6名の方にご参加いただきました。
インタビュー後には転職時のお悩みであったりを浅井や私と一緒に解決などを解決していけるような質疑応答タイムや雑談タイムの中で、参加者の皆さんのお悩みなどをお話しすることができました。
また、対談後にご参加いただいた方のお悩みを解決する質疑応答タイムや、参加者同士で交流ができるような交流タイムを実施した中で皆様が抱える悩みなどを一緒に解決する時間を作りました!
イベントレポートとして、イベント内容やイベント時の様子などを連載形式で複数に分けて発信させていただきます。
第2回目は『エンジニアとしての実際の働き方』について、インタビューにお答えいただきました!
実際に、浅井が受託開発(お客様からこんなサービスを作って欲しいと依頼をされてサービス開発を行う)部門にいた際の働き方などをお話ししました。
第3回目は『エンジニアとして大切なスキルについて』について、伺ってみました!
エンジニアとして、必要なスキルについて
エンジニアとして働く上で重要なスキルはなんですか?
課題解決力だと私は思います。
課題解決力の中でも、特に課題をどうやって解決すれば良いのかの方法や情報を調べるための調査力ですね。
以前までは、Googleの検索フォームを使って調査をしていました。
ですが、現在はChatGPTなどが登場して、AIを導入しての開発が主流になってきています。
なので、これからプログラミングを学習される方は積極的にAIを活用しての調査を行えるようになると良いと思います。
※注意点としてはきちんとプログラミング学習を行い、基礎知識を学んでいることを条件としてAIはあくまでも補助的に効率良く使用するように使用する必要があります。
またサービス開発を行う上で、日々同じ実装を行なっていくわけではないです。
私自身が経験がない実装をする際や、エラーが起きた際にその課題に対しての調査を行うときに私も開発時に調査を行います。
なので、過去の経験・知識を活かしつつ、新しいことに着手をする中で、自分に必要な知識や情報に対しての情報収集・調査する力っていうのが一番大事で重要だと思います。
やはり、未経験から業務をこなしていく中で、最初は毎日分からないことがたくさん出てきます。
個人的な感覚やイメージにはなってしまいますが、課題や分からないことに対して調査を行って得た情報・知識を『点』で自分の中に蓄積をしていくことになると思います。
※『点』= 知識・情報の断片みたいなもの
実装経験などをどんどん積んでいく中で、たくさんの点を日々自分の中に蓄積されます。
ある日、なんとなく部分的にしか分からなかった点(知識・情報の断片)が「こういうことだったのか!」と『点と点が線で繋がる繋がる瞬間』があります。
それぞれ、断片的な知識・情報(点)が関連した知識・情報(点と点が線で繋がるもの)として自分自身が認識・理解できるようになって初めて自分の知識として使えるようになります。
この『点と点が線で繋がる繋がる瞬間』は、人それぞれスピードが違うと思います。
1 年でこの瞬間がある人もいれば、3年かかる人もいます。
ですが、この部分については、人それぞれのペースというものがあるので、人と比べて焦っちゃうかもしれないかもしれないです。
ですが、比べるべきは過去の自分自身と比較して、点(知識・情報の断片)が線になっていく段階(自分の知識となる状況)を楽しみつつやっていければいいなっていう風に思いました。
新しい技術をどのようにキャッチアップしていますか?
基本的に、Googleでの検索、AI(ChatGPTなど)を利用します。
あと書籍とか、調査対象のプログラミング言語の公式ドキュメント(公式サイト)なども使用します。
ググって、情報収集が出来たとしても、さらに情報が必要な場合は必要な情報・知識が記載されていそうな書籍を調査して調べて購入することもあります。
※ ググる = Google検索で調査をすること
実装中にエラーが発生した時の解決方法のコツなどありますか?
エンジニアって常に新しいことを学んで、実際にその学んだ知識・技術を実装で使うので絶対にエラー(実装したコードがうまく動かないこと)起きます。
先ほどの質問でも、調査力が重要だよってお伝えしました。
では、調査力の中でも具体的に重要になることがあります。
それは『自分が解決したい課題・状況の答えに辿り着くためのキーワードや単語、文章を正しく自分で表現したり、そのキーワードや単語を洗い出して見つけることができるか』だと思います。
『調査力=ググり力』ですね。
ググり力って、エンジニア特有のスキルなのかなって私は思っています。
パートナーがいるんですけど、パートナーに「こんな課題があって、この課題を解決するための情報について調べてほしい」とお願いしても、うまく課題を解決するための情報を見つけることが出来ないことがありました。
なぜ、情報がうまく見つけられないのかなと思ってパートナーが調べている様子を見ていて発見したことがありました。
Googleの検索フォームで検索をしている時に、検索する時の検索キーワードがうまく入力できていなくて情報が見つけることが出来ていなかったんです。
ググり方のポイント
ググる方法にはコツやポイントがあると思って、私なりにポイントなどを改めて洗い出してみました。
まずは、とにかく自分が思いつく検索キーワードで検索をします。
その検索で、自分が必要な情報が検索にヒットして、そのほしい情報が載っているサイト・情報が表示されれば一番いいですよね。
ですが、プログラミングでのエラーや課題を解決する時は、大体その起こっているエラー・課題について使われている単語や知識などが検索キーワードとして入力ができないと検索をすること自体が難しくなってしまいます。
その検索キーワードをどう自分で見つかたり、洗い出したりすることができるのかということですがおもは以下の2つのポイントがあると思います。
まずは、プログラミングで必要となる知識量を日々増やしていくことですね。
日々のインプットで知識力増やしておく、幅広くいろんな単語知ってる状態にすることですね。
いろんな領域の単語を薄く広く知ってると、検索を行う際に検索キーワードとして入力ができるのよりスムーズに検索ができるようになります。
また、日々の学習の中で分からない単語の意味をこまめに調べる癖をつけたり、なんとなく理解しているキーワードや単語、知識について改めて調べてみたりとかするのもおすすめです。
ですが、その課題やエラーが起きた時に、知識量が足りずにそのキーワード自体を知らなかったり分からなかったりすることもあると思います。
その場合は、まずは課題自体の内容やエラー内容自体を自分なりの言葉でキーワードとして検索をしてみたりします。
その検索結果から得られた情報の中で、さらに自分の知らないキーワードや単語が出てくることが多いので、その単語やキーワードを使ってさらに追加でググってみたりします。
この時に、検索で使用している検索キーワードのパターンを色々変えて検索しながら最適な検索キーワードを探していきます。
この最適な検索キーワードを探す際に、重要なことがあります。
検索していく中で新しく出てくるキーワードや単語に注目することです。
1 回とりあえず検索して調べてみて、自分が求めている情報が載っていそうなサイトやブログ記事など表示されますが、その際にサイト内での知らない単語やキーワードや、検索の関連キーワードで新しいキーワードが出てくるのでそのキーワードを使って検索をしたりします。
このように、イメージは自分が知らない単語やキーワードを新たにググっていく中で知識として仕入れていく感じに近いですね。そういう風に、日々単語・キーワードを増やしていくことが大切になります。
過去に、『ググる方法』について別記事でもまとめています。
こちらも合わせて読んでいただくことでより理解が深まると思います。
この『 ググる力 = 調査力 』は、日々実際に調べていく中で上達をします。
最初は難しいかもしれませんが、ぜひ積極的にググって調査をして課題解決力を伸ばしていきましょう!